【施工実績】量販店に断られたリノベ物件の隠蔽配管トラブルを解決!壁内ドレンホースの部分補修とダイキンエアコンの設置
こんにちは。世田谷区を中心に、隠蔽配管の難工事や量販店で断られたエアコン設置に対応している、SHIINA DENKIの椎名です。
今回は、世田谷区池尻のマンション(築40年ほどのリノベーション済み物件)にお住まいのお客様より、「量販店にエアコンの交換工事を見に来てもらったが、隠蔽配管のホースが潰れていると言われ、工事を断られてしまった」という切実なご相談をいただきました。
インターネットで隠蔽配管について調べれば調べるほど、「壁の中で水漏れが起きる」「隠蔽配管は危険」といった情報が出てきて、大変不安な気持ちで弊社を探し当ててくださったとのことです。
プロとして原因を正確に突き止め、最小限の工事で安心してご使用いただけるよう施工した裏側をご紹介いたします。

原因:壁の奥で潰れていたドレンホース
現地調査を行い、既存のエアコンを取り外して確認したところ、量販店に断られていた通り、壁の奥(隠蔽配管のルート)でドレンホースが完全に潰れて変形している状態でした。
このまま新しいエアコンを据えつけても水漏れすることは目に見えています。
今回の物件はエアコンの真裏をドレン配管が通る構造になっていたため、以下の手順で確実な復旧プランをご提案し、施工に移りました。

壁面の部分開口 エアコン設置位置の真裏にあたる壁を、必要最小限のサイズで開口します。
ホースの部分引き直し(新品交換) 潰れてしまって水詰まりや水漏れの原因になっていたドレンホースのセクションをカットし、部分的に強度の高い新品のホースへとやり変えました。

壁の補修・据付 開口した壁を適切に補修・補強した上で、新しいエアコンの背板をがっちりと固定し、本体を据え付けました。
一連の作業工程を目の前でご覧になったお客様からは、「ここまで丁寧に原因を見せてくれて、直してもらえるなんて本当に安心しました」と、それまでの不安な表情から一転して大変喜んでいただくことができました。
今回選定した「ダイキン Eシリーズ(S226ATES-W)」の特徴と、隠蔽配管における施工の難しさ
今回新しく設置したエアコンは、ダイキン(DAIKIN)のスタンダードモデル Eシリーズ(S226ATES-W)です。
この機種は、横幅こそ一般的な他のエアコンと同じですが、正面から見たときの上下(縦幅)が非常にコンパクトで短いのが特徴です。手前方向への適度な厚みと相まって、壁に掛けたときの上下の圧迫感が少なく、リノベーション物件のお部屋にもスタイリッシュでかっこよく馴染みます。

しかし、実はこのEシリーズ、私たち職人の目線から見ると「隠蔽配管での施工難易度が高い機種」でもあります。
上下がスリムになっている分、本体内部の配管スペースがタイトに作られており、さらにドレンの排出位置が他の一般的な機種と比べてかなり『下側』についています。
隠蔽配管の工事では、壁の中から出てくる既存の配管に対して、水がスムーズに外へ流れるように絶妙な勾配(角度)をつけなければなりません。この機種特有の「下寄りにあるドレン口」にホースを潰さずに、かつ手前の冷媒菅をかわしながらミリ単位で位置を調整して接続するには、経験と技術が求められます。
SHIINA DENKIでは、このダイキンEシリーズの構造特性を熟知しております。今回のように壁の裏にホースが通る隠蔽配管でも、独自のノウハウと確実な段取りでドレンホースを一切潰すことなく、完璧に据え付けることが可能です。「この機種を隠蔽配管で安全に美しく付けたい」という工事も、安心してお任せください!
雨の日の施工へのこだわりと「お気に入り工具」
工事当日はあいにくの雨模様でした。 幸い、作業スペースには屋根があり、室外機も直接雨に当たらない位置への設置でしたが、雨の日の空調工事で最も気を配るべきは「空気中の湿度(水分)」です。
配管内部にわずかでも水分が残ると、将来的な故障や能力低下の原因になります。そのため、今回は通常よりも長めに「真空引き(配管内の完全乾燥・真空化)」の時間を確保しました。
ちなみに、今回使用したのは最近導入したお気に入りの工具、マキタ(Makita)の新型真空ポンプ(VP281G)です。コードレスでありながら非常にパワーがあり、雨の日のシビアな現場でも、確実かつスムーズに深い真空引きを行ってくれる頼もしい相棒です。ダイキン製の新しいエアコン(S226ATES-W)の性能を100%発揮できるよう、足元から完璧に段取りを組みました。

隠蔽配管でお悩みの方へ:プロからのアドバイス
今回のお客様のように、ネットの情報を見て「隠蔽配管を使い続けるのは良くないのではないか」「壁を抜いて新しく配管を外に出した(露出配管)方がいいのか」と悩まれる方は非常に多いです。
もし、隠蔽配管を諦めて完全に新規で露出配管(配管を外に出す)にやり直す場合、RC造(鉄筋コンクリート造)の建物では以下の工事必要になります。
壁の「コア抜き(穴あけ)」工事
コンクリート内部の鉄筋や配線を傷つけないための「レントゲン(X線)もしくは高周波電磁式レーダー探査」
室内・室外の「配管化粧カバー」工事
これらを合わせると、どれだけ少なく見積もっても「5万円以上」の追加費用がエアコン工事代とは別に発生してしまいます。
そのため、弊社では「隠蔽配管はすべてダメ」と決めつけるのではなく、「今回のように部分的な壁開口・補修で直して予算を抑えるか」、それとも「費用をかけてでも露出配管にやり直すか」をお客様とじっくり相談し、天秤にかけて選んでいただくのがベストだと考えております。
隠蔽配管のトラブル・難工事は SHIINA DENKIへ
隠蔽配管は、正しい知識と建築の構造を理解した施工すれば、決して怖いものではありません。量販店や他店で「工事不可」と断られてしまった場合でも、構造や原因に合わせて最適な解決策をご提案いたします。
世田谷区池尻周辺でエアコンの隠蔽配管トラブルや交換工事にお悩みの方は、ぜひ一度、完全自社施工のSHIINA DENKIまでお気軽にご相談ください。









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