以前よりエアコンの修理メンテナンスをご依頼いただいている横浜市のお客様より、「新しくエアコンを一台増やしたい」とご相談をいただきました。
築15年、家の断熱性能は下がるのか?
お客様からお伺いしたのが、「以前は1台で十分冷えていたのに、最近効きが悪く感じる。築15年も経つと家の断熱性能が下がってしまうの?」という切実な疑問でした。
厳密に言えば、壁の中の断熱材が急激に劣化することは稀ですが、以下の要因で「冷えにくさ」を感じるようになります。
気密性の変化: 窓のパッキンや建具のわずかな歪みから、冷気が逃げやすくなる。
近年の猛暑: 15年前とは比較にならないほど外気温が上昇しており、当時の設計上の計算(負荷)を超えてしまっている。
生活スタイルの変化: 家族構成や在宅時間の変化により、室内の発熱量が増えた。
こうした背景から、無理に1台で回し続けるよりも、
「適正な能力を持つエアコンを増設して、効率よく冷やす」ことが、結果として電気代の節約や快適さ、そして機器の長持ちにつながります。
設置機種:ダイキン S635ATCV-W
今回導入したのは、信頼のダイキン製・Eシリーズです。
Eシリーズは当店でもかなりおすすめしています。
20畳程度の広いスペースもしっかりカバーできるパワフルなモデルです。以前から修理でお伺いしていたため、お部屋の広さや空気の流れを把握した上で、最適な設置場所をご提案しました。
高断熱住宅の「穴」を放置しない
今回の工事で最もこだわったのが、配管貫通部の断熱処理です。
高断熱・高気密を売りにしている住宅では、壁に穴を開けた際の「隙間」が最大の弱点になります。ここを標準工事内のパテだけで塞いでしまうと、そこから熱が入り込み、壁の内部で結露を起こして家を傷める原因になります。
そこで今回は、発泡ウレタン断熱を採用しました。
配管を通した後のわずかな隙間にウレタンを充填し、文字通り「家と一体化」させることで、高い断熱性能を維持したまま設置を完了させました。
電源工事からワンストップで対応
増設にあたり、分電盤からエアコン専用の電源回路を引く工事も併せて行いました。
「修理」という点でのお付き合いから始まり、こうして「新しい設備」もお任せいただけるのは、技術者としてこれほど嬉しいことはありません。
担当者より一言
今回は、単なる取り付け作業だけでなく、「高断熱住宅の性能を落とさないエアコン工事」にこだわった現場です。
「最近エアコンの効きが悪いな」と感じたら、機械の故障だけでなく、住環境の変化に合わせた見直しが必要かもしれません。
家の性能に合わせたエアコン工事をご希望の方は、ぜひ一度ご相談ください!









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