こんにちは。SHIINA DENKIの椎名です。
連日、厳しい暑さが続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 夏場は空調設備への負荷が最も大きくなる季節であり、私たちのもとにも日々多くの修理やメンテナンスのご相談が寄せられております。
今回は、先日渋谷区の飲食店様より緊急でご相談をいただきました、業務用パッケージエアコンのトラブル解決事例をご紹介いたします。
お問い合わせの翌日に迅速対応、即日復旧へ
飲食店様にとって、夏の営業中にエアコンが停止してしまうことは、お客様の快適性だけでなく、売上にも直結する死活問題です。
SHIINA DENKIでは、そうしたお客様の不利益を最小限に抑えるため、迅速なフットワークと確実な在庫確保を心がけております。今回はお問い合わせをいただいた翌日に現地へ急行し、原因特定と修理作業を行いました。
対象機器
- メーカー:三菱電機 業務用エアコン
- 室内機:PL-ERP112EA3
- エラーコード:P5
三菱電機「P5エラー」の原因とは?
三菱電機のパッケージエアコンにおける「P5エラー」は、【ドレン水(結露水)の排水異常】を示しています。
エアコンは冷房運転時、内部の熱交換器で空気を冷やす際に大量の結露水(ドレン水)を発生させます。通常、この水は「ドレンポンプ」という部品によって吸い上げられ、外部へと適切に排水されます。しかし、何らかの理由で排水が滞り、内部の水位が一定基準を超えると、センサー(フロートスイッチ)が異常を検知してシステムを停止させる仕組みになっています。
今回の現場において、P5エラーを引き起こした根本的な原因は飲食店の「環境」にありました。
飲食店のエアコン特有の過酷な環境とメカニズム
飲食店の厨房や客席に設置されているエアコンは、一般的なオフィス等に比べて非常に過酷な条件下で運転されています。特に以下の3つの要素が重なることで、排水系統のトラブルが起きやすくなります。
- 高い湿度環境 調理による熱気や水蒸気により、エアコン内部では通常よりも多くの結露水が発生し続けます。
- 油分を含んだホコリや煙(油煙) 厨房から空気中に舞った油分がエアコン内部に吸い込まれると、内部の微細なホコリと混ざり合い、粘着性の高い特有の汚れへと変化します。
- 長時間の連続運転 仕込みの時間から深夜の閉店まで稼働時間が長いため、汚れの蓄積スピードが著しく早くなります。
ドレンポンプ・フロート部分への汚れの蓄積
今回の点検では、これらが原因となってドレンポンプの内部や、水位を検知するフロートスイッチの可動部にスライム状の油汚れが大量に付着している状態を確認いたしました。これによりセンサーが正常に作動しなくなり、P5エラーを発生させていました。


分解洗浄と部品交換による復旧作業
原因が特定できたため、速やかに復旧作業へと移りました。 ドレンパンおよびドレンポンプ周辺を分解し、蓄積した油汚れを徹底的に洗浄・除去いたしました。さらに、今後の安定した稼働と再発防止(安全性の確保)を考慮し、消耗部品であるドレンポンプおよびフロートスイッチを新しい部品へと交換いたしました。
組み上げ後、通電テストと通水試験を行い、ドレン水が滞りなく排水されることを確認。無事に店舗様の営業に影響を及ぼすことなく、快適な空間へと復旧させることができました。
オーナー様からも「迅速に対応してもらい、ディナー営業に間に合って本当に助かった」と、大変有り難いお言葉をいただきました。


空調設備のトラブルは SHIINA DENKI にお任せください
エアコンの急な故障や「効きが悪い」といった異変は、本格的な破損に至る前の早期のメンテナンスが重要です。SHIINA DENKIでは、店舗用・オフィス用のパッケージエアコンから、難易度の高い隠蔽配管の施工まで、確かな技術力でお応えいたします。
- エラーコードが表示されてエアコンが動かない
- 急に冷えなくなって困っている
どのようなお悩みでも、まずは一度お気軽にSHIINA DENKIまでご相談ください。









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